江崎グリコは、日々のヘルスケア習慣やその継続意欲に関する「健康モチベ調査」を行い、その結果を6月2日に発表した。同調査は2025年5月13日~15日の期間、全国10~50代女性で、プロテイン経験者または運動習慣の見直しに関心を持つ500人を対象にインターネットを用いて行われた。
健康や美容のために何かしら取り組みたいと思っているか尋ねたところ、89.0%が「思っている」と回答した一方で、健康や美容のために何かしら取り組みたいと思っても行動に移せない経験はあるかという質問では81.4%が「ある」と回答した。
また、行動に移せない経験が「まったくない」と回答した人を除外した493人に「健康や美容のために何かしら取り組みたいとは思ってはいるけれど行動に移せないことに罪悪感を感じるか尋ねると、73.4%が「すごく感じる・少し感じる」と回答した。
体調管理や体形維持のための活動に1週間でどのくらい時間を使っているか聞いたところ、最多は「1時間未満」(37.6%)だった。さらに、「まったくしていない」(10.2%)と合わせると、約半数が"週1時間未満"という結果となった。
特に30代では「まったくしていない・1時間未満」を合わせると54.0%と最も多くなった。
健康や美容のために「取り組みたい」と思っても行動に移せない原因について尋ねたところ、「疲れている」(59.0%)、「気力がわかない」(52.8%)、「時間がない」(39.3%)が上位を占め、特に30代では「疲れている」が75.6%と最も多くなっている。
さらに実際に、ここ1年以内で健康や美容のために新しく取り組んだことはあるか聞いたところ、「新しい取り組みを始めて、現在も継続している」と回答したのは42.6%。「新しい取り組みを始めたが、現在はやめてしまった」と回答したのが20.2%という結果となった。「気持ちはあるが、実際には始められていない」や「特に気持ちもなく、取り組んでいない」と合わせると、実質57.4%が現在行動できていないことが明らかになった。