星野リゾートが展開する「リゾナーレ八ヶ岳」(山梨県北杜市)は9月2日より、「回廊の葡萄フェスタ2025」を開催する。
秋の味覚の代表格である「葡萄」だが、同ホテルが位置する山梨県では約1,300年前から栽培が始まり、現在では日本一の耕地面積と生産量を誇る。山梨県オリジナルの葡萄品種も多く、県内で栽培される葡萄品種は多岐にわたり、品種ごとに異なる個性豊かな見た目や味わいの違いが魅力。こうした山梨県の秋の味覚を存分に楽しんでもらいたいという思いから、同イベントが企画された。
開催期間は9月2日~26日までで、時間は11:00から17:00。入場は無料で、場所はメインストリート「ピーマン通り」。対象は宿泊者および日帰りの来場者である。なお、雨天や荒天時には中止となる場合があり、仕入れ状況により内容が変更になる可能性がある。
「葡萄ワゴン」で楽しむ多彩な葡萄
「葡萄ワゴン」では、人気のシャインマスカットや希少品種のマスカットノワールなど期間中20種類の葡萄を販売する。1粒から好きな品種を好きな量組み合わせて購入できるので、初めて食べる品種に気軽にチャレンジしたり、お気に入りの葡萄を組み合わせたり、自分好みに葡萄の味わいが楽しめる。料金は1粒50円からで、品種により異なる。
品種ごとの味わいや見た目の違いを楽しめるスイーツやドリンク
今年新登場の「葡萄のこぼれタルト」は、シャインマスカットとサンシャインレッドをふんだんに使い、みずみずしい葡萄の甘味と酸味を存分に味わえるのが特徴。ビュッフェ&グリルレストラン「YYgrill」で宿泊者を対象に提供される。ビュッフェ料金は大人6,200円、7~11歳4,340円、4~6歳3,100円、3歳以下は無料となる。
「葡萄モンブラン」(各1,000円)は山梨生まれの3品種、スカーレット、マスカサーティーン、富士の輝を使用した3種類を用意。すっきりとした甘さから濃厚でコクのある甘さまで品種ごとの味わいを楽しめる。
さらに、毎日3種類の「葡萄の生絞りジュース」(800円)も提供し、巨峰やナイアガラといった王道の品種から、サンシャインレッドやロザリオビアンコなど普段ジュースで味わうことのない珍しい品種まで楽しめる。
モンブランと生絞りジュースはピーマン通りのキッチンカーにて提供され、宿泊者および日帰りの来場者を対象とする。
対面販売で出会う地元生産者と希少品種
ピーマン通りには地元の生産者が自慢の葡萄を持ち寄って販売する。流通量が少なく、普段なかなか目にしないマスカットノワールやサンシャインレッドなど、期間中約20種類の葡萄を用意。生産者から品種ごとに異なる味わいや、生育の特徴について話を聞きながら、好みの葡萄を見つけて購入することができる。料金は1房800円~。