カンテレ・フジテレビ系ドラマ『あなたを奪ったその日から』(毎週月曜22:00~)の第8話が、きょう9日に放送。平祐奈と阿部亮平が、見どころなどを語った。
第8話では、不思議な関係の梨々子(平)と玖村(阿部)が、事態を急転させるトリガーとなる。紘海(北川景子)が10年にわたって隠し通してきた“ウソ”に少しずつほころびが生まれ始める第8話。その見どころについて、平は「玖村先生には梨々子が悪いことをしてしまったんですけど、“人生終了”したのは、玖村先生だけなのか…ほんとうの家族とは…など、家族愛の話も描かれていきます。梨々子もすごく強がっていたけど、やっと弱音を吐く場面も出てきます」と、梨々子の新たな一面が見られることを示唆する。
一方の阿部は「このあとの物語も、すごい展開が待っています。あらためて、親子愛、家族愛の美しさ、素晴らしさみたいなものが感じられると思いますので、ぜひお楽しみに。また、僕が演じる玖村がどうなるのか…こちらもぜひ注目していただきたいです」と呼びかけた。
コメント全文は、以下の通り。
――ドラマは7話まで放送が進み、最初は家庭教師と教え子だったお2人の関係も少しずつ変化していきます。それぞれ、これまで演じてみての感想をお願いします。
平:梨々子は、母親が幼い頃に家を出ていってしまって、いろんなことがあって…、父親とも素直に向き合えない。物事をまっすぐには考えられない人物なのですが、8話ではさらに、“闇”に入っていくかなと思います。今回の役は、私としては初めてに近い役で、とてもやりがいはあるのですが、梨々子役に向き合うのは、取り憑かれたように重くて、しんどい時があります。現場はとっても明るくて楽しいんですけど、家に帰ると、ずーんと倒れこんじゃう時もあるくらいです(笑)
阿部:そんな、闇に落ちていく梨々子に振り回される、玖村を演じる阿部でございます(笑)
平:かわいそうに…
阿部:梨々子には誰か他の人がいて、その人がダメだったから呼ばれる、そんな存在です。
平:でも、梨々子は、玖村さんだけには、すべてを見せることができるというか、わりと、本音に近い思いを素直に話せてしまう、そういう間柄ですね。
阿部:たしかに、変な絆があったりしますね。僕も演じがいという意味では同じで、家庭教師時代より、一回人生終了したというか、すべてを諦めた、やさぐれた後半の玖村のほうが、演じる上では、とてもやりがいを感じています。
――初共演かと思いますが、お互いの印象を教えてください。
平:真面目な、誠実なお兄さんのイメージだったのですけど… そのまんまでした(笑)。物知りだから、クイズ番組に一緒に出演させていただいても、すごく安心できましたし、何を聞いても答えてくださるので、現場でもすごく心強い存在でした。
阿部:クイズ番組では、僕が自身満々に答えていって、みんなに頼ってもらって、もし間違えたら、みんなにいろいろ言われようというスタンスでいったんですけど…
平:完璧に答えてましたね。
阿部:ありがとうございます。平さんの印象は…すごく芯のある女性という印象はあったんですけど、梨々子の悪女っぷりの演技を見ると、すごく豹変して(笑)
平:えーー(笑)
阿部:役として振り切られているというか、でもカットがかかると、いつもの平さんに戻るのが驚きましたね。
――好きなシーンを教えて下さい。
阿部:紘海さんがタイナスに入る、面接の時のシーンですかね。絶対にすごいシーンになるなと、台本の段階から思っていました。
平:私はやっぱり、3歳の萌子、倉田瑛茉ちゃんが出ているシーンがすごくホッコリして印象的です。年月が経っても梨々子の頭の中には、ずっと小さい萌子がいるので、その意味でも、瑛茉ちゃんのシーンを見れば見るほど、切なくもなるし、でもほっこりします。
――撮影現場ではどんなお話しをすることが多いですか?
平:私は大森さんと健康の話をすることが多いです。大森さんも花粉症らしいんですけど、腸内環境を整える話とか、健康食品の話だったり…とても良いハーブティーを紹介してくださいました。筒井さんとも一緒に話しています。
阿部:筒井さん、健康の話、信じなさそうだけど(笑)
平:筒井さんも、健康情報取り入れられてます(笑)
阿部:僕が、景子さんとお話ししていて、印象的だったのは、まだ景子さんが第1話を見る前に、旦那さんのDAIGOさんが先に1話を見られたようで、旦那さんが『1話の玖村がすごくよかったよー』って言ってたよって伝えてくださって。それを聞いてうれしかったですね。
――8話の見どころ・視聴者へのメッセージをお願いします。
平:玖村先生には、梨々子が悪いことをしてしまったんですけど…“人生終了”したのは、玖村先生だけなのか…ほんとうの家族とは…など、家族愛の話も描かれていきます。梨々子もすごく強がっていたけど、やっと弱音を吐く場面も出てきます。私は、台本を読んで、次が気になってしょうがなくて、止まらなくて、一気に読んでしまいました。最後まで見逃さないでほしいなと思います。
阿部:一気読みできない視聴者さん、気になるだろうなと…すごくかわいそうって、思うときがあります。このあとの物語も、すごい展開が待っています。あらためて、親子愛、家族愛の美しさ、素晴らしさみたいなものが感じられると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらなというのと…僕が演じる“人生終了”した玖村が、どうなるのか…こちらもぜひ注目していただきたいと思います。
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