なにわ男子の大橋和也が9日、東京・品川の青陵中学校・高等学校で行われた6月20日公開の映画『君がトクベツ』の公開直前イベントに畑芽育とともに登場した。
『ヒロイン失格』や『センセイ君主』など数々の大ヒット漫画を生み出している幸田もも子の原作漫画を、畑芽育と大橋和也のダブル主演で実写映画化した本作。偶然で黒髪メガネの陰キャ女子、若梅さほ子(畑芽育)と、誰もが知る国民的アイドルグループ「LiKE LEGEND」のリーダー・桐ヶ谷皇太(大橋和也)の恋愛模様を描く。
多くの中高生を招いてのイベントということで、登場するなり女子中高生の黄色い声援を受けた大橋。劇中では現実世界と同じくアイドルグループのリーダー役を劇中で演じ、「僕もなにわ男子でリーダーですが、皇太もリーダーで同じ、ファンに対しての気持ちも全部一緒です。ファンの皆さんに笑顔でいて欲しい、というのも僕のアイドル像です」とキャラクターとは共通点が多かったという。
続けて「ファンサービスの過激度が違うなと。僕は声をかけられたら握手とかするんですが、皇太ってデコチューするんです。そこまでは出来ないですけど、したい気持はあります!」と現実世界とは異なる過激なファンサービスに戸惑いも。
現実と同じく推される側を演じた大橋は、これまで推し活はしたことがないというが、「僕はホンマに推しがいて、ファンの皆さんが僕たちのことを推していますが、僕もファンの方を推しています。ファンの皆さんも僕がいるから幸せになれると言ってくださりますが、僕自身もファンの皆さんの声や笑顔があって幸せになれるしアイドルをやっていて良かったなと思います。だから本当に推しまくってます。ファンの皆さんと両思いでございます!」と笑顔を見せた。
イベント中に推しが生活の一部だという女子中高生の話を聞いた大橋。「めちゃくちゃうれしいですね。『毎回ありがとうございます』と言わせてもらっていますが、皆さんの人生の一部になれるということが僕はすごく嬉しいです。僕もエゴサとかするんですけど、その時に『カッコいい!』とか『生きていてありがとう!』と言われるとすごくうれしいんですよ」とコメントを。ライブなどには親子で来ているファンもいるそうで、「この前はおばあちゃんがいらして、私の孫になってくれと(笑)。老男若女問わず来てくれるので、それはうれしいです」と感謝し、「僕は(ファンと)近い距離でいろんなことをしたいです。ファンミーティングとか握手会とか。1人1人とも喋ってみたいし。アイドルでいる以上、距離感があって、近くで遠い存在ですが、もっともっとファンの皆さんと近くになれるように何かできたらいいなというのはあります」とファンを期待させた。映画『君がトクベツ』は、6月20日より全国公開。