UL Solutionsは6月13日(日本時間)、同社が展開するグラフィックス向けベンチマークソフトウェアスイート『3DMark』において、macOSへのサポート強化を明らかにした。Steamからダウンロードして利用できる。

  • GPUベンチマークの『3DMark』がmacOSに正式対応、Metal APIネイティブ仕様でレイトレ性能も計測可能に

3DMarkはx86からARMまで幅広く対応し、グラフィックス性能の計測に役立てられるベンチマークソフト。Steel Nomadテストによってプラットフォームを横断した性能評価を実現していたが、これまでmacOSではiOS向け3DMarkを用いての計測にしか対応しておらず、正確な性能計測を行えなかった。今回描画APIとしてAppleが推進するMetal APIに対応したことでネイティブサポートを実現し、Solar Rayテスト等の活用でリアルタイムレイトレーシング性能も計測できるようになる。