23日に最終回を迎えるフジテレビ系ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(毎週月曜21:00~)の先行試写上映会が17日、東京・台場の同局で行われ、W主演の小泉今日子と中井貴一がサプライズ登場した。

  • 小泉今日子(左)と中井貴一

    小泉今日子(左)と中井貴一

枕投げシーンで「死ぬかと思った」

印象深いシーンを聞いていくと、中井が挙げたのは、千明(小泉)の実家で、2人で枕投げをするシーン。「そば殻なんで、ものすごく痛いんです。死ぬかと思うくらい息切れしました」と年齢を重ねたことを実感したという。

しかも、このシーンは2テイクも撮影したそうで、フルバージョンをDVDの特典映像に収録することを希望した。

小泉が挙げるのは、「第1話で、何でもないところで千明さんが転ぶんですけど、あれがものすごく周りの女性から反響が大きかったです」といい、「その後、千明さんと同じ現象が起こって、友達が2人ほど骨折しました」とも明かした。

自らもプロデュース業に進出「千明を参考にすることも」

前作から11年の時が経ち、小泉は「自分の会社を作って、プロデューサーをやるようになって、リアルの小泉今日子が(ドラマプロデューサーの)千明のほうに寄っていってますね。だから、千明の気持ちが前よりすごくよく分かったりしました。人と仕事をする時に千明を参考にすることもあります」と変化が生じたという。

そこで、今からの11年後の自分の理想像について聞くと、小泉は「私は来年60歳になるのですが、60歳になった瞬間に、今後どんな人生を歩みたいかを決めようと思っているんです。その時に何を選択するか分からないんですけど、とにかく元気で健康で、何かものを作っているっていうのは変わらないだろうなと感じてます」と語る。

一方の中井は「僕、20代ぐらいのときに、50代・60代で飯が食える俳優でいようと思っていたので、ここから先の10年というのは、先輩から受け継いだものを、後輩たちに渡していく10年にしていきたいと思っています。それを嫌がるやつもいると思うので、嫌がらないやつだけには渡していこうと思っていて(笑)、11年後ぐらい渡し切れればいいなと思っています」と前を見据えた。