時代の変化に伴い新たに必要となる知識やスキルに順応できるよう、リスキリングに取り組む社会人が近年増加しています。

経済産業省はリスキリングを「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義。リスキリングは今後ますます、キャリアアップや転職を考える際の重要な選択肢となってくるでしょう。

本連載は、そんなリスキリングに励む人たちの悲喜こもごもを漫画形式で紹介していきます。マイナビニュース会員に聞いたリスキリングの実態とは、どのようなものなのでしょうか?

「あえて」の追い込み

  • 漢字検定を受けるときあえて高い教材や参考書をいくつも購入しました。そうして自分を追い込んだところ無事合格できました

    教材にかけた痛い出費、でもしっかり元は取れた!

志願者数137万人(2024年度)を誇る日本漢字能力検定、通称・漢検。最難関の1級となると、合格率が1割を切ることもある狭き門です。

漢検は、今回の主人公のように教材を購入するケースのほか、通信講座で対策する人も少なくないとか。

いずれにせよ、少なからずお金や時間を費やすのだから、合格という形できっちり回収したいですよね!

リスキリングに助成金や給付金が活用できる!

近年話題のリスキリングですが、関連する資格の多くに政府や企業の支援制度が活用できるというメリットがあります。

例えば、人材開発支援助成金は企業がリスキリングに活用できる助成金の一つとして知られています。あなたのお勤めの会社にも導入されているかもしれないので、まずはいろいろと情報を集めるところからリスキリングを始めてみるのもいいかもしれませんね。

調査時期: 2024年12月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 507人
調査方法: インターネットログイン式アンケート