職場のファイルやロッカーなど、オフィスで目にしたことのあるラベル。書類の整理整頓や備品の管理など、なくてはならない存在です。
そんなラベルを作る機器といえば、「テプラ」が有名ですよね。「テプラ」のラベルは、スタンダードな使い方だけでなく、職場でのコミュニケーションを高めたり、困りごとの解決に繋げたりといった、意外な活用方法もあるってご存じですか? 今回「テプラ」の開発・販売をしている株式会社キングジム(以下キングジム)が、新しい“「テプラ」の可能性”をテーマに動画を制作したそう。動画制作のきっかけや秘話など、その背景をキングジムの広報である井上彩子さんに伺いました。
株式会社キングジム 井上 彩子さん2008年に株式会社キングジムに入社し、2022年まで開発本部で主に「テプラ」のホームモデルの企画・開発に従事。2017年には文房具ブランド「HITOTOKI」の立ち上げに携わる。2023年より現在の広報・IR部に所属し、商品のPRやSNS運用、マネジメントなどを担当している。
日本語ラベルライターのパイオニア!
オフィスの必須アイテム「テプラ」
――長きにわたり、オフィスで大活躍している「テプラ」ですが、改めて商品の特徴を教えてください。
井上さん 「テプラ」は、必要な時に手元で手軽に1枚からラベルを作成できる機器です。オフィスでは、ファイルのタイトル付けや注意喚起、備品管理、宛名ラベルに、ご家庭では整理整頓やお子さまの持ち物の名前付けなど、さまざまな用途でご活用いただいています。おかげさまで、1988年の発売以来、日本語ラベルライターにおけるパイオニアとして、国内でのシェアNo.1*¹の地位を確立しています。
現在は、最新機種のラベルライター「テプラ」PRO SR-R560を始めとしたスタンダードモデルのほか、パソコンやスマホで作成したラベルを印刷する、液晶表示のない機種など、さまざまなラインアップを展開しています。また、テープカートリッジもバリエーションが豊富で、色・幅のほかにも、配線や配管に貼るための「ケーブル表示ラベル」や、電子部品やハンダ付け治具など熱を持つような場所で使用できる「耐熱ラベル」、紫外線に強く高い伸縮性と強い粘着性を持った「屋外に強いラベル」など、専門職種の皆さまの働く現場に寄り添う機能性テープも多く取り揃えています。
*1:キングジム調べラベリングだけじゃない!?
お悩み解決のためのユニークな活用法を動画で紹介!
――今回、「テプラ」について動画を制作したとのことですが、どのような動画になっているのでしょうか?
井上さん オフィス、工場、建設現場、保育園、医療・福祉という5つのシチュエーションをピックアップし、それぞれの現場で「テプラ」の意外で楽しい活用法をご紹介している動画です。“「テプラ」ってこんな使い方もあるんだ!”という驚きから「テプラ」の便利な機能を知っていただくきっかけになるような動画になっています。
――動画の制作には、どんな経緯があったのでしょうか?
井上さん これまで「テプラ」は幅広い業種や職種のお客様に向けて、ラインアップの拡充や機能の向上を追求し、その活用方法をご紹介してきました。
でも調査をしてみると、「テプラ」という名称やラベルを作成する機器であることを知っている方は多いものの、搭載されている多くの機能は十分に知られていない、使われていないことが分かりました。 たとえば、「テプラ」はパソコンに繋げて印刷することができるのですが、その機能を知っているお客様は、全体の20%程度しかいませんでした。パソコン接続ができるモデルは、24年前の2001年から発売しており、機能についてカタログにもホームページにも掲載しています。しかし、展示会に出展するたびに、今でもたくさんの方に驚かれることがあるほどまだまだ浸透していないのが現状です。そこで、今回の動画では、これまでのように真正面から「テプラ」の機能をご紹介するのではなく、お客様の“職場のお悩みを「テプラ」で解決できないかを検証する”という切り口でご紹介することにしました。
――たしかに“ラベルを作る機器”というシンプルなイメージが強い「テプラ」ですが、動画ではオリジナリティの高いユニークな活用方法を紹介していますね!
井上さん そうですね。特に今回の動画は職場でのお悩みを起点にし、「テプラ」によって生産性やモチベーションが上がる、仕事の役に立つという点を重視しました。だからこそ、リアルな「こんなものや機能が欲しかった」と感じていただけると思っています。
アイデアのなかには、キングジム社員からも「こんな使い方したことない」と言われるほど、斬新な使い方もあり、私たち自身も“「テプラ」にできることはまだまだたくさんある”とさらなる可能性について実感ができました。こんなところで「#おねがいテプラ」
エレベーターで気分転換! 社員の肩こり解消のきっかけに
デスクワークが続くと、体が固まり肩こりに悩む人も多いのでは? そこで「テプラ」の出番。エレベーターの扉に「天井を見上げてください」のラベルをペタリ。ラベル通りに上を見ると、肩こり改善のためのストレッチ方法を紹介しておくことで、社員さんのエレベーター内でのストレッチを促します。ちょっと体をほぐすことで、いつものエレベーター時間が気分転換時間に早変わり!
多言語ラベルでコミュニケーションを促進
建設現場では外国人スタッフの方も多く働かれています。しかし、言葉の壁でなかなかコミュニケーションが取りにくいというお悩みが。そこで、「テプラ」PRO専用のWindows向けラベルソフト「テプラクリエイター」(SPC10)の翻訳機能でベトナム語を併記した多言語ラベルを作成。ヘルメットに貼って見せることで、コミュニケーションのきっかけに!
床に絵文字のしりとり! 登園を楽しくサポート
保育園では、お子さんがぐずってしまって、なかなか登園してくれないことは日常茶飯事。そんなとき、「テプラ」を活用! 廊下の床に絵文字を印刷したラベルをしりとりになるように並べて貼ります。りんごやゴリラなど、小さな子どもでも分かりやすいイラストを、ついついたどっていくうちに、いつの間にか登園成功。お子さんの興味を刺激しながら、楽しく登園できちゃいます。
進化を続ける「テプラ」。
仕事の効率化やコミュニケーションの促進、多様性にも着目
――動画を見ると、さまざまなシチュエーションで「テプラ」が活用できるんだと気づかされます。今回の「#おねがいテプラ」のサイトや動画によって、「テプラ」の使い方についてどんな期待をしていますか?
井上さん 「テプラ」は、ラベリングツールといった既存のイメージとセットで認識されている方が多くいらっしゃいます。しかし、実はパソコンと繋いで使えたり、スマホ専用のモデルがあったりと、世の中の働き方の変化とともに進化をしているんです。今回の「#おねがいテプラ」の特設サイトでは、さまざまなお悩み解決のアイデアをご紹介しています。日々の仕事を円滑に進めるヒントを見つけてもらえるとうれしいです。そして、「テプラ」のイメージを「ラベリングするための機器」だけでなく、「仕事の効率化やコミュニケーションの促進に役立つ機器」と捉えていただくきっかけになればいいなと思っています。
――便利で新しい機能で進化を続ける「テプラ」ですが、今後はどのように発展していくのでしょうか?
井上さん 具体的な用途や場所、どんなコンテンツが人気なのかなど、データの分析を続けて、お客様をより深く理解していきたいと考えています。そこから得た情報を新しい機種や機能の開発、さらにはモノだけではなくサービスなど新しい事業への展開にも発展させていきたいといったアイデアも上がっているようです。
また、“表示(ラベル)を制作する機器”として、デザインにもこだわっていきたいです。最新機種のラベルライター「テプラ」PRO SR-R560では、「テプラ」で初めて、ユニバーサルデザインフォントを搭載しました。小さなお子さま、加齢によって視力が低下された方、ロービジョンの方など、さまざまな方にとって見やすい表示を作れるということは、今後「テプラ」がより社会に貢献していくために大切な視点だと考えています。まだまだ進化を続けていく「テプラ」に、今後もぜひご期待ください!
――ありがとうございました!
「#おねがいテプラ」の特設サイトで動画公開中!
「テプラ」で職場のパフォーマンスを上げよう
「テプラ」を使ったさまざまなお悩みの解決法をご紹介する「#おねがいテプラ」の特設サイトで動画公開中!「#おねがいテプラ」の特設サイトでは、異なる5つのシチュエーションの動画や検証実験の様子を公開中! 「テプラ」による、シンプルなのに画期的なすぐに使ってみたくなる、楽しいアイデアが満載です。
さっそく「#おねがいテプラ」で「テプラ」の“新しい可能性”を知り、職場のパフォーマンスアップに役立ててみませんか?
[PR]提供:株式会社キングジム