2025年5月22日から6月4日まで、六本木 蔦屋書店でクレバリーホームの体験イベントが開催されました。テーマは「住まいは、休息のスイッチになる」。
展示されていたのは自宅で"ととのう"時間をつくれる「MySauna」、写真2枚で自分に合う枕を提案してくれる「Clear Sleep」、医療機関でも採用されているマットレス「YAYOI MEDICAL」。そして森林浴のような空気環境を生み出す「シアスミン・エア」です。
実際に展示会に訪れた様子をお届けします。
森林浴のような室内空間をつくる、クレバリーホームの空気清浄技術
会場で「シアスミン・エア」について担当者に話を聞くと「空気中のプラスイオンを減らし、マイナスイオンを増やすことで、室内にまるで森林浴をしているかのような心地よさを生み出しています」とのことでした。
この空気環境は、室内の壁や天井の下地に高品位木炭塗料を塗布し、そこに微弱な電流を流すことでつくられているそうです。塗布面がマイナスに帯電することで、ハウスダストや化学物質、悪臭を吸着・分解し、室内全体をマイナスイオンで満たす仕組みです。
空気清浄機のような機械を使うのではなく、「建材そのものによって空気を整える」という発想がかなりユニーク。また、電磁波をカットして体への影響を抑える「電磁波低減」機能も搭載されています。パソコン作業が多く、スマホを使いながら寝落ちすることも多い自分にとっては、睡眠の質向上にもつながりそうです。
サウナが家にある!? 自宅でつくれる"ととのい"空間
次に体験したのは、自宅に設置できる本格的な「MySauna」です。コンパクトなサイズながら、見た目はまさにサウナそのもの。1mm単位でサイズの調整が可能なうえ、ガラス窓の位置なども含めた多彩なオプションが用意されており、自宅の間取りに合わせて自由に設置できます。
仕事終わりや休日に、自宅でこのクオリティの「ととのい」を味わえるのはサウナーにとって贅沢の極みではないでしょうか。サウナブームで、自宅用サウナのサービスも増えていますが、「MySauna」の購入者の多くは、国産の品質と充実したアフターフォローが決め手になったそうです。
写真を2枚撮るだけで、AIがパーソナル枕を提案
今回の展示でもうひとつ印象的だったのが、AIパーソナル枕「Clear Sleep」です。なんと、立ち姿の写真2枚をAIに読み込ませるだけで、自分にぴったりの枕の形状や高さを提案してくれるというもの。
実際に試してみると、頭と首にぴたっとフィットして寝返りもスムーズ。「枕でここまで違うの!?」と思うほど、自然な姿勢がとれる感覚に驚きました。
さらに「Clear Sleep」は、ビーズの量をポケットごとに調整できるため、細かなカスタマイズが可能。好みに応じてメンテナンスもでき、中材を交換すれば10年以上使えるとのことで、コストパフォーマンスの高さもうれしいポイントです。
医療機関が導入するマットレスで、眠りの質を上げる
眠りの質を上げるという点では、医療機関でも導入されている高反発マットレス「YAYOI MEDICAL」も気になりました。岩手県の老舗寝具メーカーが開発したマットレスで、見た目はシンプルながらさまざまな機能が搭載されています。
担当者によると体圧を分散して血流を妨げない構造になっているそうです。長時間寝ていても体が痛くなりにくく、寝つきの悪い人や腰痛に悩む人にこそ試してほしいとのことでした。
実際に横になってみると、まず驚いたのが体の沈み方。沈みすぎず、硬すぎず、ちょうどよく支えてくれる感覚があり、すぐに眠気が……。特に腰まわりのサポートがしっかりしていて、寝返りも楽。自分にとって自然な姿勢になるのを感じました。
おうちやお部屋自体も、さまざまな工夫で休息の質を上げる空間に仕上げることができると感じたこの展示。お疲れの皆さん、ぜひ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。