マイナビニュースマイナビ マイナビニュースマイナビ
Index square
( Life )
3 人には聞けない60歳からのビジネスマナー

なぜ年を取ると「昔の自慢話」ばかりしてしまうのか?

JUN. 06, 2025 17:00
Share
Contents

定年後も働きたいというシニア世代に向けて、令和でも気持ちよく働くためのビジネスマナーや職場の新常識を紹介する『人には聞けない60歳からのビジネスマナー』(宝島社)。その中から一部を抜粋して紹介します。

今回は「働くときの『7つの心得』」です。

働くときの「7つの心得」

他人の「自慢話」を聞いて喜ぶ人はいない

年齢に関係なく、誰しも 「人の自慢話」は聞きたくないものです。

ところが、なぜか年を取ると 「昔の自慢話」が増える人がいます。この残念な現象は、「今の自分」に対する自信のなさが原因といえるでしょう。

自慢話をして「昔はすごかった自分」をアピールすることで、周りの人に認めてもらいたいのです。

一方、年を取っても「今の仕事」にやりがいや自負を感じている人は、周りの人から認められ、それが自信にもつながるので、自慢話などする必要がありません

周囲から煙たがられないようにするためにも、職場では次に挙げた「7つの心得」を意識・実行して、「自慢話」ではなく「今の仕事」で周囲から認められる、格好いいシニアを目指しましょう。

働く前に「7つの心得」をチェックしよう

(1)過去の肩書で威張らない
(2)私心がなく使命感を持っている
(3)進んで自ら挨拶する
(4)身だしなみには常に注意している
(5)約束したことは必ず実行する
(6)頭は下げるためにある
(7)自慢話は一度まで

『人には聞けない60歳からのビジネスマナー』(株式会社高齢社 監修/宝島社 刊)

「60歳になれば定年を迎え、悠々自適な老後を」という考え方が変わりつつある現代、65歳までの定年の引き上げや、65歳までの継続雇用制度が確立され、60歳以降も働き続ける人が増えています。働き続けることによって、生活にメリハリがつき、人や社会とのつながりができることで孤立を防ぐことにもなります。年金と合わせた収入を考え、フルタイムで働く選択肢以外にも、自分に合った無理のない働き方を模索することで、老後の時間を有意義に過ごすことができるのです。そして、シニア世代が働くうえで大切なのがビジネスマナー。もしあなたが新しい職場で働くことになっても、新入社員のときのような研修はありません。定年前の組織では、年長者として、役職の付いた上司だった人も、役職定年後あるいは雇用延長後は、これまでのような肩書がなくなります。立場や雇用形態が変わっても、若い人や新しい年下の上司への態度が変わらなければ、職場でのコミュニケーションがうまくいきません。昔は当たり前だった言動が今はハラスメントになってしまうこともしばしば。職場で仕事をスムーズに、自分も周りも心地よく働くために、信頼関係を築くことは大切です。本書では、職場でのマナーをアップデートし、長く楽しく現役でいるためのノウハウをまとめました。身だしなみ、言葉遣い、健康管理、コミュニケーション、メール・チャットまで、いま一度自分の中でおさらい・習得できる一冊です。


Share

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

  • Pick Up
    Iapp
    PR
    未経験でも年収1,000万以上! 日本住宅ローンが“おもてなし採用”で求める人材とは?
    • PR
      Index.large
      【PR】黒一色で引き締まる洗練のスタイル - 超軽量ノートPC「FMV Zero」
    Weekly Ranking
    • 1

      Large
      夏のボーナス、ぜんぶ「金」に換えるのはアリかナシか!
    • 2

      Large
      【信用を得る見た目】三流は、安物にこだわり、二流は、流行にこだわり、一流は、何にこだわる?
    • 3

      Large
      身近だけど滅多に行かない不思議な空港。三多摩にある“空の駅”、調布飛行場を訪ねて
    • 4

      Large
      いま、世界一おいしい日本酒は? 「SAKE COMPETITION 2025」の受賞銘柄を紹介
    • 5

      Large
      【年上の部下】三流は、平等に仕事を与え、二流は、何も頼まず、一流は、どうする?